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「担当者のコメント」

★試聴しての印象は、まずボーカルは口が小さく、凝縮感を伴った実在感があり、どこにも引っかかりのないヌケの良いものでした。 中低域の厚みや安定感はさすがで、国産にはないアメリカハイエンドの香りがするサウンドではありますが、決して油ぎった大雑把なサウンドにはならず、現在アンプならではの緻密さ、情報量の多さも感じました。 高域は一般的な国産機によくあるような、か細く·華奢なものではなく、厚みを伴った、しっかりしたリアル感を伴っていました。 総合的には、中低域の厚みなどはアメリカハイエンドの良さを残しつつ、S/Nが良く、立ち上がりの素晴らしい新世代のサウンドをKRELLは手に入れたのだと感じました。 プリメインアンプとしては少々高価ではありますが、KRELLのセパレートアンプのエッセンスを十分に継承したと断言できるアンプであり、活き活きとした音楽を、楽しく心ゆくまで聴いていたいという音楽ファンにこそお勧めします。 さらに詳しくは、ハイエンドオーディオスタッフブログまで!

★iBias ClassA パワーアンプにて新境地への扉を開いたKRELL
KRELLフラッグシップ プリアンプ「Illusion」にも採用される同社伝統とも呼べるClassA、バランスド·カレント増幅回路、更にiBiasパワーアンプに投入された数多くの新技術を惜しみなく注ぎ込んだ200W(8Ω)、400W(4Ω)の出力を誇るパワーアンプ·セクションをコンパクトなエンクロージャーに収めたインテグレーテッド·アンプの新たなる座標軸。それが“Vanguard”です。

◆パワーアンプ·セクション〜超低NFBで広帯域にわたり優れたフェーズ/ステップレスポンスを実現したパワーアンプ·セクション
その心臓部、パワー出力デバイスには、59個もの小信号バイポーラ·トランジスタを一つのペレット上に生成した複合素子LAPTにより構成されます。
動特性をはじめ、オーバーオールの特性に優れたPc80Wのシリコン·エピタキシャルプレーナ型のLAPTは、「カレントモード·デザイン」の設計思想を出力ステージにまで生かすもので、高いスルーレートとハイパワーを両立。
セパレート·パワーアンプにも匹敵するハイクォリティーでかつ圧倒的なドライバビリティーを獲得しています。

◆安定した出力を支える強靭なパワー·サプライ部〜そのコンパクトなシャーシからは想像も出来ない程のドライバビリティーを誇るVanguard
このパフォーマンスを確実にバックアップする為に搭載される電源部には、インテグレーテッド·アンプでは“オーバーサイズ”とも言える750VAトロイダル·パワートランスを採用。
トータル80000μFの容量を誇るキャパシタとのコンビネーションにより200W/ch(8Ω)、400W/ch(4Ω)の出力を楽々と取り出す事を可能にしています。
更にサーマルコントロールには超低騒音型冷却ファンを2個装備。安定した動作の一役を担っています。

◆プリアンプ·セクション〜ボリューム回路まで含む入力から出力まで全ての信号経路は、クレル伝統とも言えるフル·コンプリメンタリー、フル·バランス回路で構成されており、全トランジスタは純クラスAで作動
オーディオ信号はプリアンプの全段において電流ドメインを維持します。
電流ゲイン回路はすべて独自のマルチプル出力·カレントミラーで構成。他の回路設計と比較して500倍近く優れたオープンループの直線性を獲得しました。
またダイレクトカップリングの採用で、シグナルパスより音の生命を奪うキャパシタの排除を実現。
この回路により実現される超ワイドバンド、低歪率特性はPCM/DSDを問わずハイ·レゾリューションデータも何等ディテールを損なうことなく余裕をもって再生します。

◆多様なニーズに対応メニュー設定〜フロントパネルに用意されるメニュー設定は、入力名称変更等のオプションを用意
ホームシアター再生時に極めて有効なシアター·モード(Theater Throughput)メニューを設定する事で、設定された入力のボリュームを 0dB に固定。コアとなるフロント 2 チャンネルの音質を何等損なうことなくサランド再生をお楽しみ頂けます。

◆Digital Vanguard〜 多様化する再生フォーマットはオーディオ·スタイルの選択の可能性をも広げています
様々なニーズを満たすべく Vanguard Universal DAC デジタル入力基板をそのまま Vanguard へ移植。
Digital Vanguard とスピーカー·システムさえあれば、USB 入力を介しての 24bit/192kHz のハイ·レゾリューション·フォーマット再生、HDMI 入/出力での DSD 再生は勿論の事、ネットワーク·プレイヤー(Ethernet music streaming)機能もお楽しみいただけます。

−【D/A コンバート·セクション】
ESS9018 32 ビット DAC によってアナログ変換が行われたシグナルは、クレル社のお家芸と言える完全バランス、フル·ディスクリート CLASS A 回路へと送られます。
KRELL カレント·モード技術により達成される比類のない広大なバンドワイズは、容易に最新のハイ·レゾルーション PCM、DSD オーディオデータを高周波数帯域でのレスポンスやディテールに何ら影響を与えることなく再生します。

−【デジタル入力】
24bit/192kHz のハイ·レゾリューション·フォーマットへ対応可能な USB 入力、HDMI 入/出力、そして同軸(coax)は勿論の事、光入力(TosLink 24bit/96kHz まで)も装備。
ネットワーク·プレイヤー(Ethernet music streaming)機能も充実しています。Vanguard Digital では専用アプリケーション“mConnect プレイヤー” を Apple ストア、または Google Play ストアよりダウンロードすることでイーサネット·ストリーミング プレイヤーや USB 再生をお楽しみ頂けます。
◎対応ファイル：MP3 AAC WMA WAV(PCM) FLAC ALAC (192kHz)
■　仕　様　■

【 Vanguard / Digital Vanguard 本体】

• アナログ入力 ： 1 x XLR バランス、3 x RCA シングルエンド
• THD ： 0.015% @ 1 kHz at 200 W 8 Ω、0.13% at 20 kHz at 200 W 8 Ω
• 出力 ： 200W/ch RMS(＠8Ω)
• 出力端子 ： スピーカ端子(1Pr) ： 400W/ch RMS(＠4Ω)
• スルーレート ： 50V/μs
• 出力電圧 ： 40 V RMS、113 V peak to peak
• 入力インピーダンス： XLR バランス ：95kΩ、RCA シングルエンド ：47.5kΩ
• 出力インピーダンス： 0.066 Ω at 20 Hz、0.075 Ω 20 Hz to 20 kHz
• 周波数特性 ： 20 Hz to 20 kHz +0 -0.01 dB、2 Hz to 150 kHz +0 -3 dB
• ダンピングファクター： 121 at 20 Hz＠8 Ω、106 20 Hz to 20 kHz ＠8 Ω
• SN 比 ：　90dB(unweighted)、97dB(A-weighted)
• 消費電力 ： Standby: 12 W、Idle: 70 W、Maximum: 1300 W
• ゲイン ： 48dB
• 入力感度 ： 160 mV RMS
• 寸法(WxHxD) ： 434mm x 105mm x 445mm
• 重量 ： 17.7kg

【 Digital Vanguard デジタル·パート】
• デジタル入力 ： 1 x 同軸 Coaxial(24-bit/192kHz)、2 x HDMI (DSDPCM＝24-bit/192kHz、4K 対応)、1 x USB-A (F.パネル)、1 x TOS 光 (24-bit/96kHz)、1 x RJ45 イーサネット·ストリーミング、1 x Bluetooth
• デジタル出力 ： 1 x HDMI(4K 対応、ARC 機能付き)
• USB、LAN 対応ファイル ： MP3 AAC WMA WAV(PCM) FLAC ALAC (192kHz)
• Bluetooth モジュール ： RN52 R 201-135403

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メーカー保証期間 １年

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